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オープニングスタッフの仕事

NurseCafe~オープニングスタッフってどう?
どんな仕事を任されるの?

どんな仕事を任されるの?

看護師がオープニングスタッフとして働く場合、どういった仕事を任せられるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

準備すること

準備すること

高齢化が進む日本において、クリニックや訪問看護事業所などの新規オープンが増えています。そこで働く看護師の需要も伸びており、オープニングスタッフの求人は想像以上にありますよ。
医療機関でオープニングスタッフとして働く場合、まずは使用する薬や輸液、注射液、ガーゼなどの選定を行います。院長が選定する場合もありますが、現場の知識が豊富な看護師が選定に関わることもありますよ。備品を選定する際は、いくつかの業者から見積もりを受けて交渉しながら進めます。手間はかかりますが、こうした作業を通して自然と運営に携わっている意識を持つことができます。結果的に意識が向上し、やりがいが生まれるでしょう。病院に勤務している看護師だと、備品にどれくらいの費用がかかっているのかを知らない人が多いかもしれません。大きな組織では、コスト面を考えるのは院長や事務長の役割です。しかし、クリニックなどの小規模な職場の場合、スタッフ1人ひとりが費用対効果に関する意識を持たなければなりません。そういった自覚を最初から持って働ける点もオープニングスタッフの魅力といえるでしょう。

看護師が任されること

看護師が任されること

選定した備品は施設内に置かれることになりますが、看護師が使用するものについては配置場所を任せられるケースも多いでしょう。使用期限のチェックや在庫確認、補充などを担当することになるので、一連の作業をスムーズにこなせるよう、分かりやすいレイアウトにしましょうね。また、マニュアル作成を任せられることもあります。マニュアルの細かい内容はクリニックによって異なります。ルールを整備するところから院長と一緒に考えることもあるでしょう。基本的には、備品の管理や補充、医療機器の使用方法、1日の流れや業務マニュアルを作成することになりますよ。「今後新しい看護師が入ってきた時に覚えてもらうこと」を意識して作成するとスムーズです。
なお、医療機器や電子カルテなどの使用方法については、最初はメーカーの担当者から教えてもらえます。その後、使用方法をスタッフ同士で確認し、練習します。電子カルテなどは、模擬患者を使って実際に操作することもあるでしょう。
最近は、講師を招いて接遇研修を実施するケースも増えていますよ。働いている看護師の印象がそのままクリニックの印象に直結するので、正しい敬語の使い方や好印象を与える所作などを学ばなければなりません。これは、プライベートでも役立つスキルですね。

新しい環境で働きたい看護師へ