オープニングスタッフに向いている人

1から考えるのが好きな人

オープンしてからしばらくは忙しくなることが予想されます。その中で創意工夫を重ねてよりスムーズに業務ができるように対応していかなければなりません。最初にある程度のマニュアルは作成しますが、職場の人間関係や雰囲気は働き始めてから作り上げていきます。そのため、スタッフ同士のルールや連携については、都度改善していくことになりますよ。気になることがあれば、遠慮せずスタッフ同士で意見を出し合っていかなければなりません。それが結果的に、やりがいや達成感につながります。
小規模な施設になればなるほど、細かいルールが増えるかもしれません。やり取りをする業者や休憩時間など、通常ならすでに決まっていることも1から考える必要があります。大変ではありますが、その分理想の職場環境を整えやすい点はメリットですね。

自分で考えて動ける人

オープニングスタッフは分からないことが多い状態から仕事が始まります。すでに明確なルールやマニュアルが設けられている職場とは違い、臨機応変に対応しなければなりません。そのため、「誰かの指示通りに動けばいい」という考えを持っている人には務まりませんよ。むしろ、自分で考えて行動することが得意な人に向いています。直面している状況に対し、自主的に解決策を考えながら取り組む姿勢が求められますよ。

地道に取り組むことができる人

1から自分たちの手で職場環境を整えられるのは、オープニングスタッフのメリットです。業務をスムーズに進めるためのルールの確立やマニュアルの作成だけでなく、患者と接する際のマナーや話し方など、学ぶべきことは多岐に渡ります。看護業務以外にも学ばなければならず大変ではありますが、こういった地道な作業が好きな人にとっては大きなやりがいになります。新しい職場が成長していく過程に立ち会い、それに自分も協力したいという考えを持てる人はオープニングスタッフに向いていますよ。
逆にいえば、看護業務以外のことをしたくない人には向いていません。オープニングスタッフに求められるのは、職場の雰囲気を向上させる取り組みです。医師を含めた他のスタッフとの連携や士気の向上など、気にすべきことはたくさんあります。自分の力で切り拓くフロンティア精神を持っている人は、オープニングスタッフの求人に募集してください。その前向きな姿勢は、必ず仕事に活きてきますよ。