オープニングスタッフで働く前に確認すべきポイント

できれば経験のある分野で

オープニングスタッフとして看護師が働く場合、できれば経験のある施設や診療科を選んでください。オープニングスタッフは通常の看護業務に加えて、開院までの準備も仕事に含まれます。経験のある分野なら、これから何が必要になるのかが分かるでしょう。周りも自分と同じオープニングスタッフなので、不安な気持ちを抱えています。自分がリーダーとなって開院までの準備を進めることができれば、周囲からの評価も上がりますね。

運営母体や管理者について

新しくオープンする施設の運営母体や管理者の評判は必ずチェックしてください。運営母体が別の医療機関などを運営している場合は、その医療機関の評判をチェックします。クリニックの場合は、院長の評判をチェックしてください。これに加えて、運営方針も調べておきます。評判が悪かったり、目指す方向性が自分の考えと合わなかったりするなら、いくらオープニングスタッフとはいえ転職はしない方がいいですよ。また、訪問看護事業所や保育施設の場合、運営母体が医療分野に明るいかどうかも重要です。

規模感を調べておく

施設の種類に関わらず、スタッフの総人数、看護師の人数、常勤の数、看護師以外のスタッフの数、予想される患者数などを調べておきましょう。クリニックの場合は、予約制かどうかも重要になります。事務スタッフがいない場合は、看護業務以外を兼任する可能性があるので、事前に仕事内容を聞いておきましょうね。看護師に求められる役割や大まかな仕事内容、看護業務以外に求められることは確認必須です。面接時に聞いていたとしても、実際に働き始めてから変わる可能性もありますよ。そのため、「一緒にこの職場をよくしていくためにも」という気持ちをベースに、自分たちに何が求められるのかを聞いてみてくださいね。

雇用契約書を確認する

個人が独立してオープンする施設の場合、待遇や福利厚生が整っていない可能性があります。仮に、給与が非常に高く設定されているとしても、小規模で社会保険が適用されていなければ、結果的に損をするかもしれません。そのため、雇用契約書の内容は細かい部分までチェックしましょう。不明点があれば事前に確認してくださいね。曖昧なままだと、働き始めてからトラブルに発展する確率が高いですよ。
以下に、雇用契約書を確認する際のポイントをまとめたサイトを紹介します。こちらを参考にして、不明点や疑問点があれば必ず質問してくださいね。

雇用契約書の確認ポイントはこちら